どんどんやってみなさい、やりながら成長していきなさい

-- よい施設にするために取り組んでいることはありますか？
ご利用者の状況は日々日々変化します。様々な変化に対応できるよう、月に1度ユニット会議という定期ミーティングを設けています。そのときに意見として出たことを、自分たちでできることは実践し、できないことは上司や理事長に相談して解決できるように改善しています。例えば、外へ出たくなったご利用者に対して、どのような介護が一番いいのかを考え、部屋から出るとブザーで知らせるような仕組みの導入を検討したり、ご利用者にとって安心・安全な場所になるよう話し合って行動しています。

-- ネムの木の魅力はどんなところですか？
まず理事長が若い！すぐに解決してくれる。行動力があります。いろんな提案も『やってみたらいいんでない？』という感じで、よい施設にするために考えたことは、どんどんチャレンジさせてくれます。私はリーダーになってまだ経験は浅いんですが、『どんどんやってみなさい。やりながら成長していきなさい。』というチャンスを与えてくれます。
驚いたことは光志福祉会グループ全体で忘年会をすること。施設毎だけでなく、志を同じくするグループ全体が交流できる場所があって心強く感じます。

よい人間関係から生まれるよいサービス

-- 仕事をする上で気をつけていることはありますか？
とにかく笑顔と良好な人間関係だと思っています。ご利用者にもスタッフにも優しく接することができるように、まず相手を知る努力をする、聞き役になるということを心がけています。人が好きなんですね。その人に対してよりよい受け答えをしてあげられるというのは私の長所でもあります。仕事を通して、誰とでもよい関係が持てる、人のことを思いやれる自分になっていきたいと思っています。

-- スタッフの年齢層が幅広いですが、よい効果というのはありますか？
うちのスタッフはおもしろいですよ。明るくて、みんな仲が良いんです。年齢層が幅広いということで、お互いが足りないところを補い合って、よりよいサービスにつながっていると思います。若いスタッフは発想力が凄い。飾り付けだったり、レクリエーションのアイデアだったり。私たちが思い浮かばないようなことを考えつきます。私たちは経験で若いスタッフをフォローします。お料理なんかも教えてあげたりしています。

スタッフ全員で取り組み、よりよい施設を目指す

-- これからどんな施設にしていきたいですか？
日々いろいろな問題がでてきますが、いろいろなアイデアもでてきます。変化していく状況の中で、ご利用者、ご家族の想いや望みを実現できるようスタッフ全員で取り組んでいきたいと思います。
先日、『畑がしたい』というご利用者のご希望があって、それは実現させたんですよ！タマネギとか育てて、収穫もしました。他にも『ケーキ食べに行きたい』というご要望が出たら、喫茶店に連れて行ってあげたりしています。これからも、自分の得意なこと、できることを活かして、スタッフみんなでいい施設にしていきます。